今日はまずこちらの記事をご覧ください。
家族というコミュニティを作ることに興味を持たない人が持つ家庭の怖さ
まぁね、親心としてはわからんでもないんですよ、ホント。
カワイイ我が子がいつまで経っても浮いた話もなく、孫の顔を見るチャンスさえ危ういとなったら、そりゃ甲斐甲斐しくお相手探しをしたくなるのかもしれません。
お見合い結婚よりも恋愛結婚が主流になり、それを世話する「ご近所のおせっかいオバサン」なんてのも見かけなくなりました。
世間では恋愛に消極的な「草食系」の若者が増えたと言われ続けています。
現代社会の若者は「忙し過ぎる」なんていわれているのも事実です。
でもね、
これってちょっと違う気がしません?
お見合い全盛の時代でも、結婚に乗り気じゃない息子や娘の為に、せっせと縁談を持ち込む親もいたことでしょう。
けど今回のコレって、いい意味での「おせっかい」じゃなく、ただの「過保護」に思えてなりません。
なんかね、受験や入社式についてくる親がいるってニュースの延長線上にあるように見えちゃうんですよね。
いやいいんですよ別に(笑)それで当事者もご家族も幸せになるのなら、私のような外野の意見なんてどうでもいいんです。
けど私なら、結婚に対して能動的に動こうとしない人をあてがわれるなんて絶対イヤ!
万が一、その結婚や縁談が上手く行かなかった時に「他責にできる環境にいる人」とお見合いするなんて絶対ムリ!
って思ってしまいます。
仕事が忙しいとか、出会いが無い環境にいるとか、そういう中でご本人が「それでも結婚したい!」っていう想いが婚活の動機なら全然オッケーです。
けどね、
「ママァ~、ボク結婚したいんだ、どうにかしてぇ~」
「まぁかわいいボクちゃん、お母さんが探してあげまチュからね」
こんな相手と幸せになれますかって話ですよ(笑)
婚活のイニシアティブをとれないヤツに結婚する資格ナシ!
恋愛結婚かお見合い結婚かなんて、ぶっちゃけどっちでもいいんです。
自分の意思で、自分の幸せの為にパートナーを探し、最適なお相手を選ぼうという行動力にこそ価値があるのだと思います。
そういうふたりが結ばれるから、結婚後に起こる困難にも立ち向かえるんじゃないでしょうか。
今まで自分で敷いてきた人生のレール、お相手が敷いてきた人生のレール、二本のレールを一本にするのが結婚です。
家族をはじめ誰かの手助けがあるのは周りの愛情の証だし、それに頼ることについては何の問題もないですが、レール敷きも運転も主導権を持とうとしないオトナが結婚したら、選ばれたお相手がかわいそうです。
他ならぬご自身の結婚なんですから、少なくともイニシアティブは自分でとらなきゃね、と思うわけです(笑)