結婚を前向きに考えた時に、職場やご近所に結婚を考えるような異性がいない場合、私たちがとる手段は大きく分けて二つあります。
一つ目は、自力で出会いの場を求めてアクションするという方法。
趣味のサークルや地元での婚活パーティーなどに積極的に参加するわけですね。
二つ目は、誰かの紹介を受けるという方法。
友達の「つて」を辿って「誰かいい人いない?」なんて声をかけるのもひとつですが、多くの場合は結婚相談所か、主に年配のお知り合いから持ち込まれる縁談、いわゆるお見合いが多くなると思います。
今は昔と違って、仲人の件数を自慢するようなおせっかいおばさんが少なくなりましたので(笑)誰にでもお声が掛かるわけではありませんが、お見合いによる結婚はまだまだ健在です。
顔の広そうな親戚の方やご近所さんに、まじめに「誰か紹介してください!」ってお願いすれば、ドラマで見るような「いかにも」なお見合いとまではいかなくても、心当たりの人を引き合わせて下さることは充分に期待できます。
お見合いで一番キツいのは、仲人の顔を立ててお断りすること
さて、お互いに魅かれ合うパートナーを見つける為には、とにもかくにも先ずは出会わなければ始まりませんよね。
結婚相談所にしてもお見合いにしても、頂いたご縁に関しては積極的に会ってみることをおすすめしますが、お見合いの場合はちょっとしたコツが必要です。
何かというと、紹介頂く方に対して「断る可能性」を充分に理解して頂いておく、ということです。
お見合いの何がしんどいって、自分の為にせっかく紹介してくださった方をお断りする心苦しさがハンパ無いんです(笑)
結婚相談所の場合は、対価としてお金を払っていますから、当然の権利として自分に合う相手を選ぶことを追求出来ますが、知人の紹介やお見合いは基本的に「善意」で成り立っていますので、断るのが申し訳ない気持ちがどうしても邪魔をしてしまいます。
かといって断り難いからと妥協して結婚すれば、この先不幸になるのは目に見えていますので(笑)この道を避けては通れませんよね。
これを回避する為には、まずは充分に自分の希望を伝えることが前提ですが、その上で「条件が合っても、フィーリングが合わないと感じたら、申し訳ないけどお断りさせて頂くこともありますが、それでも構いませんか?」と念押ししておくことが重要!
もちろん、そう言われて「そりゃ困る!」なんて言う仲人さんはいませんが、事前にお伝えすることでスムーズな人間関係を維持できます。
だからと言ってバンバン断る根性も無いとは思いますが(笑)気持ちはずいぶん楽になりますよね。
こういう気苦労がツライのなら結婚相談所への登録をおススメしますが、せっかくお近くに紹介して下さる方がいらっしゃるのでしたら、念の為に一言添えてからお見合いに臨んでみてはいかがでしょうか。