まぁ~~イヤですよね、何にせよ誰かのオファーを断るのは(笑)
プロフィールシートや釣書だけを見て「気に入らない」と断るのまでは全然大丈夫ですが、いざ会って、そこそこ話もした上で「やっぱりちょっと……」ってそりゃ言いにくいですわ。
しかもそれってプロフィールシートや釣書という「書類審査」をクリアした上でのお断りですから、事実上は「リアルな人間としてのダメ出し」です。
なまじ顔も声も思い出せるだけに、申し訳ないやら気まずいやら、もう二度と会う機会もないはずなんだけど、やっぱりちょっとしんどいですよね。
断られるのもツライけど、断るのもツライ。
いやむしろ、断られるツラさを知ってるだけに余計ツライわけです。
出会いの数だけ別れはあるという「あたりまえ」を理解しよう
「出会いを求める」という行為には、もともと功罪、つまりリスクが伴います。
いい人にめぐり合う為に接触を繰り返し、それで結果的に願いが叶えばいいですが、そこに行き着くまでは、わざわざ自分から接触しておきながらお断りしなきゃならないという試練が付きまといます。
断られる立場になれば間違いなくショックを受ける、それを知ってるがゆえに断ること自体が非常に高いストレスを生むわけです。
まあ、自分の幸せの為には不要な関係は断らないと始まらないだとか、きちんと断るのが相手の為にもなるとか、自分に言い聞かせる言い訳なんていくらでもあるんですが、どうしても罪悪感が拭い去れない性格の方もいますよね。
そういう人の為におススメしたいのは、お断りする相手と「どこまでの関係なら大丈夫か、どんな関係なら継続できるか」という位置付けを確認する、という方法です。
結婚相手としてはナシ!は、お相手のすべてを否定しているのではないことを伝えましょう
私たちは結婚相手を探していますので、それをお断りするということは「結婚相手としては絶対にナイ!」という判断ですよね。
いい線いってる相手でもクソみたいな相手でも(笑)結果的にはお断りするんです。
クソみたいな相手をお断りするのは、ぶっちゃけそんなに胸が痛んだりしないでしょ?(笑)
どっちかというと「いい人なんだけど……」ってお相手を断る方がキツいはずです。
「いい人だけど、ちょっと悩んじゃうけど、やっぱり結婚相手としてはナイよね、ごめんなさい」なわけです。
じゃあ、結婚相手としてじゃなければ大丈夫なんですよね。
たまにお茶飲むだけ、時々メールするだけの関係なら問題ないわけです。
別にお茶友達やメル友になれって話じゃないですよ(笑)
けど、結婚相手としてはナイというだけで、そのお相手を全否定しているわけじゃないんですから、そこをまず自分自身できちんと納得することって大事です。
人格全拒否みたいな感じになるのが精神的にツライわけですから、自分の中で「茶飲み友達にはなれるけど、結婚相手としてはゴメンナサイかな?」という位置付けがあると、同じお断りをするにも気持ちはずいぶん楽です。
もちろん、その言葉をそのまま仲人さんや結婚相談所の担当者さんにも伝えましょう。
彼らがあなたのコメントをそのままお相手に伝えるかどうかはわかりませんが、たぶん伝えるはずです。
何故なら、彼らだって断りの連絡をするのはツライはずだからです。
あくまでも「素敵な人だけど、今回はイチ個人の主観で結婚相手としては選ばれなかっただけ」というスタンスが大切。
「次があるさ」と思ってもらえるスタンスが大切。
別れ方って、とっても大切です。
断る方も断られる方も血の通った人間ですもんね、お互いが「結婚という幸せを目指、す同志」なんですから、気持ちよく次に行きたいものです。